原価からも攻める経営

■愛する人のHEROになるアイデア帳
 2020年9月30日 第635号
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近況報告は最後にあります。

★今週のアイデア

原価からも攻める経営。

★私の体験談

利益=収益ー原価

利益を単純にみることこうなります。

利益を最大化していくには、収益を
上げるか、原価を下げます。

多くの方は収益を上げる方法に目が
行きがちです。

しかし、同じくらいに原価を下げる
ことも重要です。

原価の下げ方として、節電や備品削
減などはすぐに浮かびます。

これらは後ろ向きな気がして、私は
あまり好きな方法ではありません。

もちろん本当に不必要なものは削減
していくべきですが。

前向きな方法として、私が良くおこ
なう方法は、バーターです。

バーターの直訳は「物々交換」です。

仕入れる商品の価格を下げてもらう
かわりに相手にメリットを与えます。

例えば、仕入れている会社の商品を
周りに紹介することがあります。

(ネットワークビジネスではありま
 せん。普通の商品です)

いい商品だからこそ私も仕入れてい
るので、紹介は簡単です。

いい商品なら紹介した先の会社にも
喜んでもらえます。

紹介と商品の値引きをバーターする
ときのポイントが2つあります。

1点目に、ライフタイムバリューを
伝えて相手を説得することです。

ビジネスセンスがないと1度の購入に
しか目が行きません。

しかし、いい商品であれば、紹介先
は何度も継続して買ってくれます。

1度の取引で考えると、値引きの方が
損ですが、紹介先が何度も購入する
ならメリットの方が大きくなります。

この点を気づかせてあげるのです。

2点目が、こちらが本気で紹介する
ことを伝えないといけません。

「あとから周りに紹介するから安く
してよ」という人がいます。

これで安くなるのは気持ち程度です。

半額の交渉をするには、相手が本気
でメリットを感じないといけません。

そこで、紹介方法、紹介人数、見込
購入社数を提案書で明示します。

さらに、見込購入社数×購入額×購入
回数を書けばメリットは明らかです。

経営者や部門責任者は、収益だけで
はなく、利益にも責任を負います。

原価の部分からアプローチする方法
も知っていれば攻め手は増えます。

しかも、取引先に圧力をかけて無理
やり値切るのではなく、取引先にも
大きなメリットがあり喜ばれます。

ヒーローコンサルティング株式会社
古川宗弘

★今週の近況報告

アメリカのオーディション番組を見
るのが好きです。

65歳で歌手のオーディションを受け
る男性に感動しました。

ずっと大工をしていましたが緑内障
で失明をして、大工を引退しました。

それを機に、夢であった歌手を目指
しオーディションを受けました。

生きてきた重みが声にのり、他の人
には出せない雰囲気があります。

いま勝ち進んでいる最中なのですが
優勝するか結果が楽しみです。

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