【HERO帳】責任と義務を感じるかどうか

■愛する人のHEROになるアイデア帳
 2018年11月14日 第537号
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★今週のアイデア

責任と義務を感じるかどうか。

★私の体験談

前回のメルマガで、第197回国会答弁
のことを書きました。

ニュースで蓮舫議員と桜田五輪相の
答弁が話題になっていますが、私が
指摘したのは正にこの答弁でした。

私は生でこの国会答弁を見ており、
その時は話題になるとは思っていま
せんでした。

やはり、みんな私と同じようにおか
しいと思ったからこそ、ニュースで
も取り上げられたのだと思います。

しかし、残念なことは国家財政の本
質的な問題に触れず、表面上のこと
だけを取り上げていることです。

蓮舫議員の呼び方を間違ったとか、
答弁がしどろもどろだったとか。

瀕死の国家財政の問題と比べると、
正直どうでもいいことです。

今後長年に渡り私たち国民に負担を
強いる無謀な財政支出の問題を糾弾
する方が日本にとって重要です。

しかし、メディアは正義ではなく一
企業であり、売上が重要な組織です。

そのため、私たち国民が見たいもの
を作り放送するのがメディアです。

国家の本質的な問題を国民に提示し
ないのは、メディアのせいだけでは
なく、私たち国民の問題なのです。

GHQから「従順ならざる唯一の日本人」
と言われた白洲次郎氏の言葉が印象的
なのでご紹介します。

「吾々の時代にこの馬鹿な戦争をし
 て、元も子もなくした。(中略)
 吾々が招いたこの失敗を、何分の
 一でも取りかへして吾々の子供、
 吾々の孫に引き継ぐべき責任と
 義務を私は感じる。」
(文芸春秋 1953年6月号)

誰もが責任と義務を感じそれに邁進
していたなら、白洲次郎氏はこの
言葉を残していないと思います。

昔から日本人は、自分たちの責任と
義務を感じていなかったからこそ、
この言葉を残したと思います。

経営も国の問題も、全て自分の責任
であり、それを是正するのが私も含
めそれぞれの方の義務です。

社員のせい、他の国民のせいにして
いるうちは、何も変わりません。

経営者は特に世の中に大きな影響力
を持っています。

私たちがどう行動するかが、今後の
日本の未来をつくっていきます。

ヒーローコンサルティング株式会社
古川宗弘

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