【HERO帳】責任者としてどう責任をとるのか

■愛する人のHEROになるアイデア帳
 2018年11月7日 第536号
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★今週のアイデア

責任者としてどう責任をとるのか。

★私の体験談

現在開かれてる第197回国会の答弁
を見ていると、日本の未来が不安に
なってしまいます。

なぜなら、与党も野党も全ての国会
議員から危機感を感じないからです。

野党からの質問も、語調は強く声を
荒げてはいますが、何か国会全体が
予定調和で流れています。

何千億円という単位の話にも関わら
ず、適当な答えでも「仕方ないか」
という空気なのです。

会社経営でも、どんぶり勘定の会社
は危ういと言われています。

日本一の大企業とも言うべき日本が
どんぶり勘定で大丈夫なのかと心か
ら心配になってしまいます。

今は平然と発行される赤字国債です
が、実はパンドラの箱です。

戦後処理を除き、初めて赤字国債が
発行されたのは、東京オリンピック
の翌年の1965年です。

オリンピックの好景気から一転して
急激に景気が冷え込み、不況を乗り
切るために発行されました。

パンドラの箱ゆえに、財政法では
赤字国債の発行を禁止しており、
そのため毎年国会で特例法を制定し
て発行してきました。

しかし、近年では複数年有効な特例
法を制定し、毎年国会での制定なし
に発行できるようにしました。

つまり、パンドラの箱を閉めること
も放棄してしまったのです。

歴史は繰り返すので、2020年東京
オリンピック後も、景気が急激に
冷え込む可能性があります。

その時に、より一層赤字国債を発行
してしまわないか心配です。

いまの国会議員の人達が死ぬまでに
1,000兆円の赤字を返しきることは
現実的に難しいでしょう。

今まだ生まれてきていない日本人が
1,000兆円を大きく超える負債を
背負わなければいけなくなります。

自分が使った訳でもない借金を勝手
に背負わされる未来の日本人のこと
を考えているのでしょうか。

国会議員を選出しているのは私たち
国民です。国会議員の責任者は国民
ということです。

責任者として、どう責任をとってい
くのか、本気で考える時期がきてい
るのではないでしょうか。

ヒーローコンサルティング株式会社
古川宗弘

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