【HERO帳】自らが先陣を切る勇気を持つ

■愛する人のHEROになるアイデア帳
 2018年7月2日 第518号
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★今週のアイデア

自らが先陣を切る勇気を持つ。

★私の体験談

改革からヒーローは生まれます。

米国のメジャーリーグベースボール
では、背番号42をつけたヒーローが
誕生しました。

米国出身の黒人選手、
ジャッキー・ロビンソンです。

第2次世界大戦直後にドジャースで
活躍した選手ですが、彼がメジャー
第1号の黒人選手です。

米国では、大戦直後も人種差別が酷
く、黒人をメジャー選手として雇う
球団はありませんでした。

そこに風穴をあけたのがドジャース
の社長であるブランチ・リッキー
でした。

1947年4月15日に周囲の反対を押し
切り、ジャッキー・ロビンソンを
メジャー戦に初出場させました。

メジャーリーグ各球団や白人選手、
白人ファンなどから猛烈な反発を
受けながらも出場させ続けました。

ジャッキー・ロビンソンは、公然と
人種差別発言をする人々に対しても
手を出さず紳士的にずっと耐え抜き
その年新人王にもなりました。

しだいに、猛反発していた人たちも
彼の姿勢に共感し、彼を応援するよ
うになっていきました。

彼に続いて、黒人選手がメジャーで
活躍するようになっていきました。

ジャッキー・ロビンソンは、米国内
で酷い人種差別を受ける黒人の正に
ヒーローそのものでした。

彼の背番号42番は、彼の偉業を称え
メジャーリーグで唯一、全球団統一
の永久欠番になっています。

いまだにイチロー選手なども、米国
で観客席から人種差別発言をされる
ことがあるそうです。

しかし、現在のように様々な肌の色
の人が一緒の球団に所属し、試合が
できることは素晴らしいことです。

ジャッキー・ロビンソンは命の危険
もありながらも、改革の糸口をこじ
あけてくれた人でした。

改革の先陣は、大きな痛みを伴うこ
とが多いですが、必ず人々の心に火
を灯し、ヒーローになれます。

そして、歴史的偉人として後世まで
ずっと称えられるのです。

業界や会社の改革をしなければいけ
ない状況なら、誰かがやってくれる
のを待っててはいけません。

自らが先陣を切る勇気が大切です。
その勇気を人々は称えるのです。

『42~世界を変えた男~』という
映画でジャッキー・ロビンソンの
ことを知りました。

生身の人間がヒーローになっていく
姿を見られて、鳥肌が立つほどの
素晴らしい映画でした。

ヒーローコンサルティング株式会社
古川宗弘

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