■愛する人のHEROになるアイデア帳
2018年3月20日 第503号
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★今週のアイデア
強靭な組織をつくる大切な心構え。
★私の体験談
先日バドミントンの大会に、
選手として出場してきました。
結果はあまり良くなかったですが、
大きな気付きがありました。
それは、「主体性」についてです。
今回出場したのは、男性2人で組む
男子ダブルスという種目でした。
こちら側のコートには、たった2人
しかいないのに、私は試合の流れを
パートナー任せにしてしまいました。
互いにパートナー任せにしてしまっ
たので、全力を出し切るという試合
にはならず、敗けてしまいました。
本来なら勝てる相手だったので、
なぜ敗けたのかと猛烈に反省し、
試合を振り返りました。
そのときにふと気付きました。
私は一試合をしたのに、ほとんど
汗をかいていなかったのです。
パートナーも、相手も、汗をかいて
いませんでした。
これが原因だと直感で感じました。
私たちも相手も汗をかいていないと
いうことは、私たちも相手も全力を
出し切っていないということです。
全力を出し切らずに勝てているなら
いいのですが、私たちは敗けた方な
のです。
なぜ全力を出さなかったのかと自問
をしました。
「自分が試合に責任を持っており、
自分の気持ち一つでどちらにも
転んでしまう」
という気持ちが欠如していたのです。
「次の試合は、僕が試合に責任を持
ち、徹底的に全力で攻める」
と決めました。
二試合目は、その気持ちで次の試合
への体力は考えずに、全力で攻め続
けました。
パートナーも同じ気持ちで、全力で
戦ってくれ、一進一退の攻防で、
ギリギリ勝つことができました。
私たちも相手も、大粒の汗をかき、
足がふらふらになるほど戦い、
清々しい気持ちでした。
三試合目も、昨年の準優勝の強豪で
したが、全力で攻め続けました。
相手側チームも足をつるほどの死闘
を繰り広げましたが、最後には敗け
てしまいました。
一試合目のように、互いにパートナー
任せであれば、瞬殺されていたほどの
レベル差でした。
しかし、自分もパートナーも、試合
に対して主体性を持って全力で臨ん
だからこそ、いい試合になりました。
私たちはこの敗けで予選敗退となり
ましたが、清々しく最高に楽しい
試合でした。
今までであれば、試合に敗けたなら
こんなに清々しい気持ちになれた
ことはありませんでした。
「主体性を持つ」ということは、
今までたくさん学んできましたし、
実践もしてきました。
しかし、久々にストンと心に落ちる
感覚があり、とてもいい経験ができ
ました。
人は弱いもので、2名以上いる組織
だと、誰かに任せてしまい、自分が
責任を持つことをしなくなります。
現在の財務省の改ざん問題も、責任
逃れの典型です。
どのような組織でも、一人一人の
主体性が強靭な組織を作っていくの
だとあらためて感じました。
HERO Consulting
古川宗弘
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