■愛する人のHEROになるアイデア帳
2020年5月27日 第617号
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近況報告は最後にあります。
★今週のアイデア
まずは社内から心理的安全性のある
環境を創り上げる。
★私の体験談
いまやGoogle(グーグル)は、世界
中で知らない人がいないほどの世界
有数の企業になりました。
世界の天才が集まっていると思いま
すが、Googleは彼ら従業員を対象に
リサーチをしました。
「効果的なチームを
可能とする条件は何か」
を見つけ出すためです。
定量定性含む様々なデータを収集し
複数の統計モデルを使いリサーチし
た結果、見つけ出しました。
効果的なチームに真に重要なのは、
「誰がチームのメンバーであるか」
よりも
「チームがどのように協力しているか」
でした。
チームの効果性に影響する要素は、
重要な順に5つあります。
・心理的安全性
(Psychological safety)
・相互信頼
(Dependability)
・構造と明確さ
(Structure and clarity)
・仕事の意味
(Meaning)
・インパクト
(Impact)
つまり、チームが良い成果を産むた
めには、心理的安全性が確保されて
いなければいけないということです。
天才的なメンバーが集まっているよ
りも、優秀なリーダーがいるよりも
心理的安全性が重要なのです。
心理的安全性とは何かをGoogleの
言葉をそのまま引用します。
———
心理的安全性とは、対人関係におい
てリスクある行動を取ったときの結
果に対する個人の認知の仕方、
つまり、「無知、無能、ネガティブ、
邪魔だと思われる可能性のある行動
をしても、このチームなら大丈夫だ」
と信じられるかどうかを意味します。
心理的安全性の高いチームのメンバー
は、他のメンバーに対してリスクを
取ることに不安を感じていません。
自分の過ちを認めたり、質問をしたり、
新しいアイデアを披露したりしても、
誰も自分を馬鹿にしたり罰したりし
ないと信じられる余地があります。
———
この心理的安全性があるチームを創
り上げることができるのは、経営者
しかいません。
従業員がが心理的安全性のあるチー
ムを創り上げようとしても、経営者
の言動一つで潰してしまいます。
経営者の最も重要な仕事は、気配り
心配りをすることです。
全従業員が心理的安全性のある環境
で仕事ができているか常に気を配り
ましょう。
心理的安全性から見て、今の日本は
国民自ら首を絞めていると思います。
少しでも変なことを言うと、すぐに
SNSなどで叩かれます。しかも、顔
の見えない誰かからです。
これを言っていいのか悪いのか、顔
の見えない誰かの心情を推し量ろう
として最終的に何も言えません。
新型コロナで経済が停滞している中
日本全体が成果を出さなければいけ
ません。
しかし、心理的安全性の観点から言
えば、心理的安全性のない日本は良
い成果を出せないということです。
日本の未来を危ぶんでしまいます。
いきなり日本全体を心理的安全性の
ある環境にはできないので、まずは
社内で徹底的に環境を作りましょう。
こちらのGoogleの「re:Work」と
いうページに他の4つの要素が書か
れています。
https://bit.ly/2AXalc8
ヒーローコンサルティング株式会社
古川宗弘
★今週の近況報告
全国すべての緊急事態宣言が解除さ
れましたが、みなさんはいかがお過
ごしでしょうか。
宣言は解除されましたが、コロナは
収束した訳ではないので、自主的に
外出自粛をしようと思います。
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