■愛する人のHEROになるアイデア帳
2020年4月22日 第612号
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近況報告は最後にあります。
★今週のアイデア
「死への準備」は前向きな行為。
★私の体験談
母の葬儀を機に、父親のことも含め
た家族全員の将来のことを考えるよ
うになりました。
私の実家は曹洞宗のお寺で父は住職
をしています。
今回の母の葬儀もそうですが曹洞宗
の住職夫妻の葬儀は、通常の数倍の
日数と費用がかかります。
父は住職なので、莫大な葬儀費用と
葬儀の準備がかかることが分かって
いるので事前準備が不可欠です。
母が亡くなった早々に父が亡くなる
ことを考えたくはないですが、目を
背けてはいけなく思いました。
母の葬儀中に父と兄弟とで今後の話
をし、父の資産情報を全て開示して
もらいました。
父は自分の資産を自分だけで管理し
ていたので、父が亡くなった場合誰
も分らなくなる可能性がありました。
そこで、私が資産情報を精査して、
家族全員の未来を見据えた最適な道
を私が考えることになりました。
自分はまだ若いつもりでいて、死を
考える歳ではないと思っていました。
両親もまだまだ生き続けるとどこか
で思っていました。
しかし、今回本気でじっくり家族や
自分の将来を考えたときに、悠長に
している暇はないと感じました。
実際、私も父も家族もいつ死ぬかは
分かりません。今日かもしれません
し、数十年後かもしれません。
しかし、準備もなく突然死んだ場合
に大変になるのが残された家族です。
葬儀の期間は悲しみにくれていたい
のに、国への手続きや資産の処理、
荷物の整理、故人の知人への連絡な
どやることは多岐に渡ります。
しかも、日中は弔問客が訪れご挨拶
をし、夜は線香の寝ずの番をしなけ
ればいけなく、体力が持ちません。
これらを、自分が亡くなった瞬間に
自分ではない誰かが事前情報もなく
やらなければいけないのは酷です。
「立つ鳥跡を濁さず」という言葉は
有名ですが、自分の人生の最後にこ
そ大事な言葉かもしれません。
「死への準備」それは誰もが、今か
らはじめていいものです。
なぜなら、「死への準備」は後ろ向
きな行為ではなく、未来を見据えた
前向きな行為だからです。
残す家族の未来を考えて準備するの
で、家族一人一人の未来を具体的に
イメージすることになります。
そうすると、いまからやっておいた
方がいいことも明確になり、お互い
の人生がより充実するでしょう。
「死への準備」は一度しっかり用意
したら、毎年は少しのアップデート
で済むと思います。
毎年正月三が日にアップデートをす
るというルーティンも良いかもしれ
ません。
「死」は怖いものです。だからと見
ないようにしていては、漠然とした
不安がつきまといます。
漠然とした不安は、はっきりさせな
いと自分の中でより不安が大きくな
り、悪循環になります。
「死への準備」をすることで、不安
な部分を一つ一つ取り除いていくと
「今」をより良く生きられます。
ヒーローコンサルティング株式会社
古川宗弘
★今週の近況報告
土日も家に引きこもる生活をしてい
るので、大掛かりな断捨離もはじめ
ました。
使うかもと取っておいた物も、何年
も使っていないことに気づきどんど
ん捨てることにしました。
物が多すぎるとそれにアクセスした
くてもアクセスしにくくなります。
物や書類が少なくなることで、簡単
にアクセスできるようになるのは、
なかなか快感ですね。
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