【HERO帳】一杯のお粥に涙した

■愛する人のHEROになるアイデア帳
 2019年9月4日 第579号
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近況報告は最後にあります。

★今週のアイデア

一杯のお粥に涙した。

★私の体験談

禅の修行道場で食べた精進料理の味
を今でも忘れられません。

私たちが日常食べている料理の味と
比べると、たぶん相当に薄味です。

しかし、毎日清らかな食事と生活を
している身体には、十分なほどの味
の濃さです。

何も味付けをしていないお粥一杯が
五臓六腑に染み渡り涙がこぼれ落ち
そうなほどの幸せ感が訪れました。

材料でみれば、私たちの日常の食事
の材料の方が何倍何十倍も高価なも
のを使っています。

それでも、私が涙するほどに感激し
たのは、私の心持ちが大きな理由の
一つです。

もちろん、典座という料理を作る役
職者と修行僧が心を込めて作ってく
れていることも大きく影響します。

しかし、どんなに心を込めても食べ
る側の人間の受け入れ態勢が整って
いなければいけません。

米粒一つ一つ、材料一つ一つ、作っ
てくれる方一人一人、頂く命一つ一
つに感謝の念を持つことです。

私の好きな言葉に「和敬静寂」とい
うのがあります。

広辞苑では「茶道で、主人と客とは
心なごやかにお互いをうやまい、茶
室・茶道具などは清楚・質素を心が
けること。」と書いています。

和敬静寂の心持ちで目の前の食事を
頂けたからこそ、私はお粥一杯に涙
しました。

これは、食事だけではなく信頼する
仲間からもらう言葉でも当てはまる
ことです。

あなたのことを思って言う一言に対
して和敬静寂の心持ちで聞くかどう
かであなたの未来が変わります。

社長は会社のトップなので、苦言を
言ってくれる人は少ないです。

だからこそ、信頼する仲間が苦言を
言ってくれた場合は本当に貴重な機
会なのです。

仲間の一言を、普通の料理の味で終
わらせるのか、涙するほどの料理の
味にするのかはあなたしだいです。

ヒーローコンサルティング株式会社
古川宗弘

★今週の近況報告

目に見えるようにすることは大事だ
なと最近思いました。

少し前までは体重計にのって体重と
体脂肪率を毎日測っていました。

体重と体脂肪率が増えると、節制し
ようと心がけるので、また体重も体
脂肪率も減少していきました。

ここ2ヶ月くらい体重計にのること
を怠けていました。

久々に測ったら体重も体脂肪率も増
えていて驚きました。

体重が増えないようにスポーツはし
てはいますが、体重計の数値で現状
を把握しないとダメですね。

また節制生活に入ります。

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