■愛する人のHEROになるアイデア帳
2019年4月10日 第558号
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近況報告は最後にあります。
★今週のアイデア
ベクトルとレイヤーを合わせる。
★私の体験談
ビジネスで高い目標を達成するには
経営者と従業員でベクトル(方向性)
を合わせていくことは大切です。
しかし、ベクトル合わせだけでは目標
達成しても経営者が思い描いたものと
違う結果になることがあります。
例えば、このような事件が起こって
しまうかもしれません。
なお、これはフィクションです。
———
年度最終月に、今年度の売上目標に
1億円足りない会社がありました。
今後の資金調達や会社の発展を考え
ると、社長としてはどうしても売上
目標を達成したいと思いました。
そこで、全社員を集めて社長から力
を貸して欲しい旨を訴えかけました。
全社員が賛同してくれ、
「売上目標1億円を必達しよう」
とベクトルが全社員と合いました。
全社員が協力して努力して、やっと
のことで売上目標1億円を達成し、
社長も全社員も歓喜しました。
しかし、翌月にお客様からの苦情が
相次ぎました。
調べてみるとお客様に必要ないもの
まで、強引に売っていたことが判明
したのです。
この会社の経営理念は「お客様の立
場に立ち、安心安全な生活ができる
お手伝いを致します」でした。
ずっと経営理念に沿った経営をして
きたので、お客様からの信頼も厚く
業績は右肩上がりでした。
しかし、この一件でお客様からの信
頼はなくなり、業績が一気に落ちて
しまいました。
———
社長は1億円というベクトルだけでは
なく、どのレイヤー(階層)で売る
べきかもしっかり伝えるべきでした。
私はベクトル(方向性)が横軸で、
レイヤー(階層)が縦軸のイメージ
をしています。
同じベクトルに進んでいるとしても
目指す理念や志の高さのイメージは
人によって違ってきてしまいます。
経営者と従業員の目指す理念のレイ
ヤーが違うと感じた場合、従業員の
責任ではなく経営者の責任です。
ベクトルだけではなく、目指す理念
のレイヤーも何度も何度も根気強く
伝えていく必要があるのです。
ベクトルを合わせると同時にレイヤー
も合わせることが大切です。
ヒーローコンサルティング株式会社
古川宗弘
★今週の近況報告
4月8日は当社の創業記念日です。
お釈迦様の降誕会(花祭り)に合わ
せた日にちにしているので、今年も
花祭りに行ってきました。
赤坂の豊川稲荷が曹洞宗の寺院でも
あり、僧侶時代の仲間もいるので、
そちらに今年もお参りに行きました。
お釈迦様のお誕生日をお祝いすると
ともに、2018年度のご報告とお礼
をして新たな気持ちになりました。
創業7年目になりますが、今まで以上
に精進いたしますので、本年度も
何卒宜しくお願い申しげます。
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