■愛する人のHEROになるアイデア帳
2018年5月15日 第511号
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★今週のアイデア
成長の証は引き出しを作ること。
★私の体験談
最近、日光東照宮や伊勢神宮に参拝
に行く機会がありました。
どちらも、杉の巨木が参拝者を迎え
圧倒的な存在感を放っています。
何百年という歳月で寿命が来たのか
きりかぶだけになっているものも
いくつかあります。
きりかぶを見ると年輪がびっしりと
刻まれていて、巨木の偉大さを感じ
ざるには得ません。
年輪は、暖かくて勢いよく生長する
時期は色が薄く、寒くて生長の遅い
時期は色が濃くなるため、その色の
違いが年輪になります。
北海道生まれの私は、寒くてじっと
我慢して冬を耐え抜いている木の
気持ちが多少分かる気がします。
人も、順風満帆なときと、逆風が吹
き荒れて耐え忍ぶときがあります。
人の場合、成長の証は、引き出しの
多さではないかと私は思っています。
同じ年月生きてきたとしても、引き
出しが少ない人は、あまり良い印象
は持たれないものです。
引き出しの多い人が、少ない人と比
べて、特別な人生を歩んできたかと
言えばそういう訳ではありません。
誰もが平等に同じ時が流れ、その時
間内で何を積極的に経験し、それを
引き出しとして作り込んだかです。
順風満帆なときの引き出し、逆風の
ときの引き出し、いつの時でも意識
すれば引き出しは作れます。
「経験学習モデル」という理論が
あります。
「経験→省察→概念化→実践」
という循環を通して人は学習し成長
していくという考え方です。
簡単にいうと、ある経験をしたら、
振り返り、気付きを教訓化して、
それを実践で活かすというものです。
私のイメージでは、教訓化する時に
引き出しを作り、そこに入れておく
感じです。
この経験学習モデルの循環は、簡単
なように見えて、無意識では中々
できません。
誰かがサポートするか、自分で意識
しなければ、引き出しを作る大切な
機会も引き出しにならないままです。
起こった瞬間だけではなく、過去の
ことも引き出しにできます。
経験学習モデルを意識して、多くの
引き出しを作っていきましょう。
HERO Consulting
古川宗弘
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