【HERO帳】台湾研修から学んだ本当の台湾

■愛する人のHEROになるアイデア帳
 2018年3月9日 第501号
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★今週のアイデア

台湾研修から学んだ本当の台湾。

★私の体験談

当社初の海外研修事業で、
台湾での研修をしてきました。

20名の経営者の方が全国から
ご参加いただきました。

一言で今回の台湾研修を現すと、
「台湾を大好きになった研修」
です。

「親日で日本人に優しい」と聞いて
いましたが、予想以上に台湾人の
優しさを実感しました。

日本人にだけ優しいというよりも、
国民性として優しくて外国人をもて
なす文化があるのだと感じました。

早朝に市場に行くと、開店準備で
忙しい中、私たちのことを気に掛け
いろいろと話をしてくれました。

朝市の果物屋さんのおばさまは、
全く売る目的ではなく、おもてなし
として果物を剥いてくれました。

私は中国に1年間留学をしていたので
中国の文化は多少理解しています。

中国も台湾も漢民族が多くを占め、
言語も中国語を使うので、最初は
あまり違いを感じませんでした。

しかし、時間がたつにつれ、全く
違う国であり、全く違う考え方と
国民性ということを実感しました。

例えば、台湾人は、真面目で優しく、
人を騙すことをせず、待つことを
いとわないです。

中国では日本人ということで、
多くの不利益を受けました。

金銭を騙され、罵声を浴び、列の
横入りなどは日常茶飯事でした。

いつまでたっても頼んだ仕事をして
くれないのも当たり前でした。

しかし、台湾ではそのような体験
を一度もしませんでした。
嫌だなと思う体験をしませんでした。

不良のような人は、街中で全く見な
いので、治安もいいと思いました。

しかし、私の宿泊するホテルの前に
金髪の不良ぽいのがいたので、やはり
台湾でもいるのかと思いました。

近づいていくと、なんと日本語を
話しており、彼らは日本人でした。
「あぁ」と落胆してしまいました。

下関条約により、1895年から1945年
まで、日本は台湾を統治しました。

その際の統治の姿勢が素晴らしいと
台湾人から評価され、日本は台湾か
ら尊敬される国になりました。

最近では中国の影響で、台湾の教育
の現場では、反日教育をしていると
聞きます。

それにも関わらず、親日以上の愛日
であるのは、日本の先人たちの偉功
によるものです。

現代の日本人が評価されている訳で
はありません。

むしろ現代の日本人に対して、統治
時代の台湾人(日本語世代)から
今回の研修で頂いたエールは、

「もっと自信を持ち、ちゃんとしな
 さい。親日になっているのは、
 今の日本人が偉いのではない。
 昔の日本の偉人が偉かったのです」

という厳しいお言葉でした。

日本国と台湾国の現在の関係は、
台湾国からの片想いです。

昔の日本人の偉功により、台湾国が
まだ日本国を見限っていないという
だけの状況です。

このまま台湾を尊重しない姿勢を
日本がしていけば、いつかはそっぽ
を向かれると感じました。

行って分かりましたが、台北は東京
と遜色ないほどに発展しています。

他の台湾の地域も日本の地方都市以上
に発展しています。

私はこれから、もし機会があれば、
台湾とのビジネスを積極的に進めた
いと思いました。

中国は留学の経験上、信用できない
のですが、台湾は信用をしてもいい
国であると感じています。

日本と台湾の架け橋に少しでもなれ
るように、まずは個人間で台湾人の
友人と交流をしようと思います。

4月に今回知り合った台湾人の若者の
友人が、台湾人の友人3人を連れて
日本に来たいというので、
案内をしようと思っています。

現代の台湾人の若者に、少しでも
日本の良さを分かってもらおうと
思っています。

HERO Consulting
古川宗弘

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