■愛する人のHEROになるアイデア帳
2017年7月31日 第470号
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★今週のアイデア
優秀な人材を採用し活躍させる。
★私の体験談
最近、織田信長を特に勉強している
ため、今回も信長から学んだことに
ついてです。
信長は、三英傑(信長、豊臣秀吉、
徳川家康)の中でも、一番、会社創
業期の参考になると感じています。
たくさん学ぶところがありますが、
最近私が参考にしたのは、下記の3
点になります。
1.志をもって一直線に猛進する
2.優秀な人材を登用し活躍させる
3.巧みなブランディング戦略
1番については、前回お話しました
ので、今回は2番をお話します。
信長は、織田家を継いでから30年で
小大名から天下統一目前の超大国に
まで躍進しました。
この躍進は、優秀な家臣たちがたく
さんいたからに他なりません。
優秀な家臣が元々多くいた訳ではな
く、多くが身分や門地に関係なく、
能力で後から登用した人たちです。
有名どころでいけば、農民出身の豊
臣秀吉、流浪人だった明智光秀、忍
者だった滝川一益などです。
信長は、優秀な人を積極的に登用し
ましたが、それだけではなく、活躍
できる仕組みも整えていました。
優秀な人にはどんどん土地を与えて
大名にしていき、家臣をたくさん持
たせていきました。
しかも、大名にするだけではなく、
現代の軍事にも見られるような方面
軍という仕組みにもしました。
信長の方面軍とは、5つの方面に分
け、そこに司令官をおき、大きな裁
量を持たせたことです。
さらに信長の直属には、いつでも動
ける部隊を用意し、各方面軍に適宜
応援を出していました。
それにより、秀吉や光秀のような新
参者でも、優秀な人材なら抜擢し、
成果を出せる仕組みを作りました。
昔ながらの慣習に凝り固まらず、優
秀な人材を活かしたからこそ、一気
に信長は躍進できたのです。
その一方、信長は成果を出せない人
材には厳しかったそうです。
父の代からの家臣で、方面軍司令官
までになった佐久間信盛を、成果を
出さないからと追放しました。
活躍しない人材を追放し、活躍して
いる人材を抜擢することで、圧倒的
な躍進力をつけていきました。
尚、方面軍は、世界ではじめての方
式で、ヨーロッパですら、100年後
に取り入れられた方式です。
★解説
織田信長の方法は、過激なところも
あり、現代の経営に取り入れるとな
ると慎重さが必要です。
しかし、学歴や出自に関係なく優秀
な人材なら、古参社員の反対を押し
切っても採用する。
新参者の優秀な社員が活躍できる仕
組みを整える。
役職にあぐらをかかせず、常に入れ
替わる危機感をバネにし、一層飛躍
してもらう。
自分の代で志を達成させたいならば
これらのことは、信長から学べると
ころです。
織田家は激務でしたが、一番働いて
いたのが信長だったようです。
トップ自らが、一所懸命に働いてい
たからこそ、癖の強い家臣たちも、
従ったのです。
HERO Consulting
古川宗弘
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