【HERO帳】人に教える経験を積極的に持つ

■愛する人のHEROになるアイデア帳
 2016年9月12日 第424号
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★今週のアイデア
人に教える経験を積極的に持つ。

★私の体験談
私が、はじめて女性の部下を持った
ときのことを思い出していました。

男性の部下は、それまでもいました
が、女性は初めてでした。

経験不足と勉強不足のため、男性と
女性では、部下の教育の仕方が違う
ことを知りませんでした。

そのため、女性部下に対しても、男
性と同じように教育していました。

営業の部署だったため、売上を稼い
でくること、お客様との対応を丁寧
にすることなどが重要です。

早くいい営業パーソンに育って欲し
いという思いから、圧迫的教育をし
ていました。

売上が作れなかったり、対応に不備
があると、厳しく叱っていました。

部下の女性は、新入社員だったため
営業や顧客対応に慣れていないのは
当たり前でした。

それを知っていても、「なにくそ」
と育ってくれると思い、厳しく教育
していました。

男性の場合は、同じ男ということも
あり、強く接してもこちらの感情を
感じ取ってもらえていました。

しかし、女性には圧迫的なところだ
けが伝わったのか、よく泣かせてし
まっていました。

周りもそれを見ていたため、私の上
司から、女性部下への教育方法を指
導されました。

自分では正しいと思いやっていたこ
とが否定され、正直凹みました。

しかし、悩んだ末に気持ちを入れ替
え教育方法をガラッと変えました。

教育方法だけではなく、自分の性格
や人への接し方、普段の雰囲気など
も見直して修正しました。

そうすると、女性も伸び伸びと営業
にのぞむようになり、成果も出てき
ました。

女性部下の教育と、彼女の成長を通
して、私も部下育成の方法を彼女か
ら学ぶことができました。

この経験は、男性社員の教育にも、
大いに活かすことができました。

しばらくして、教育方法が社長に評
価され、多くの女性社員の教育を任
されるようになりました。

このような経験がなければ、女性と
男性への教育方法の違いも知らず、
歳を重ねていたと思います。

人を教育することは、相手に教える
こと以上に、自分も学ぶことがたく
さんあるなと感じています。

★解説
自分が成果を出してきた方法が、い
つの時代でも、誰にでも当てはまる
とは限りません。

人は千差万別なので、感じ方も受け
取り方もバラバラです。

同じように教えても、分かる人と分
からない人がいます。

それは相手のせいだけではなく、ほ
ぼ自分のせいです。

常に自分のやり方を一から見直し、
周りの意見もしっかり聴き、自分が
変化し続けることが重要です。

人に教えることで、あなたがより成
長する機会を持つことができます。

積極的に、人に教える経験を持ちま
しょう。

HERO Consulting
古川宗弘

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