■愛する人のHEROになるアイデア帳
2016年7月25日 第417号
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★今週のアイデア
人間関係を再構築する。
★私の体験談
前回、「志」編として、学校の改革
に取り組んでいる鈴木さんの実話を
書きました。
今回は「人間関係」編として、鈴木
さんの改革の実話を書きます。
大きな組織を改革するには、味方が
欠かせません。
他の学校職員の方々との人間関係を
時間をかけて詳しく聴きました。
鈴木さんは、一匹狼的なところがあ
り、学校職員の多くを味方というよ
りも敵という認識をしていました。
この状況だと、改革をしようとして
も、途中で潰されると感じたので、
人間関係の再構築を助言しました。
まずは、鈴木さんの上司で、改革を
進めるキーパーソンになる方との関
係の再構築をはじめました。
この上司とは、元々はとても仲が良
かったのですが、数年前から仲が悪
くなっていました。
私は、仲が悪くなった理由を深く聴
き、鈴木さんの性格とからめて、状
況を理解しました。
鈴木さんが上司の言動の裏を理解で
きていなかったために、少しのズレ
が大きなズレとなっていました。
そこで、嫌いになった事象を一つず
つ噛み砕き、上司の言動の裏を一緒
に考えていきました。
上司が全て悪かったという認識から
上司にも事情があったという認識に
変化し、嫌悪感が薄らぎました。
そして次回までの宿題として、上司
に積極的に声をかけ、鈴木さんから
飲みに誘うようにお伝えしました。
1ヵ月の間に、鈴木さんはしっかり
と宿題をされていました。
上司とは昔のように仲が良くなり、
良く話す仲に戻りました。
そして、鈴木さんの改革の方向性を
理解し、後押ししてくれる強力な味
方になりました。
上司は学校の経営陣なので、多くの
職員も改革に反対を言えなくなり、
改革が大きく前進しました。
「人間関係」編はここまでです。
次回は、「カリキュラム改革」編
です。
★解説
改革をはじめるのは、いつの時代も
最初は一人からです。
しかし、改革を成功させるためには
一人だけの力では不可能です。多く
の味方が必要になります。
改革という大事の前には、自分の一
時的な好き嫌いの感情は小事です。
多くの人との人間関係が良好になる
ように再構築することが重要です。
そこで、大切なことが、本当に改革
の力になってくれる人は利益や理念
だけでは、動きません。
改革を進めるあなたを信用できるか
できないか、あなたの本質を見て、
味方になるかを判断しています。
改革のために仲良くなるのではなく
本当に互いを理解し、互いにリスペ
クトし合う関係を築きましょう。
HERO Consulting
古川宗弘
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