■愛する人のHEROになるアイデア帳
2016年7月4日 第414号
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★今週のアイデア
古代のヒーローから学ぼう。
★私の体験談
最近読んでいるのが『項羽と劉邦』
という司馬遼太郎の本です。
秦の始皇帝晩年期から、項羽と劉邦
が争う楚漢戦争までの小説です。
この小説で、始皇帝えい政、秦を倒
した項羽、前漢初代皇帝劉邦の3人
の支配者の違いを感じました。
えい政は人民を物のように扱い苦役
をさせ、項羽は味方の人民には極端
に優しく敵の人民は虐殺しました。
劉邦は、味方も敵の人民にも優しく
寄り添いました。
そのため、秦朝は人民が蜂起したこ
とで滅び、項羽は敵の人民の反感を
かい、彼を嫌いました。
一方、劉邦は人民から好かれ、敵の
人民も彼を助け、中華統一を成し遂
げることができました。
えい政も項羽も臣下の助言は、多く
の場合受け入れないばかりか、粛清
までしてしまいました。
そのため、様々なところでほころび
が出て後々自分の首を締めました。
劉邦は、自分に物事を教えてくれる
人がいれば、耳に痛い助言でも聴き
入れ、彼は幾度も救われました。
三者三様に生まれた環境も違ってい
ました。
えい政は秦国の王として英才教育を
受け、項羽は将軍家の家柄で幼少か
ら学問や剣術を習っていました。
劉邦は農家の三男で、40歳ころまで
家の手伝いもほとんどせず、いわゆ
るごろつきでした。
劉邦が400年も続いた漢王朝の初代
皇帝となるとは、当時の誰も想像で
きなかったことでしょう。
この小説を読み、他人の意見を聴き
周りを大切にすれば、大きく道は開
けていくのだと感じました。
どれだけ才能や能力に恵まれていて
も、1人だけの力では限界があるの
だと感じました。
★解説
何歳からでも、誰でも、ヒーローに
なることはできます。
英才教育を受けているとか、お金持
ちの家に生まれたとか、家柄がいい
なども一切関係ありません。
古代の話ではありますが、劉邦はど
の要素も持ち合わせていませんが、
あの時代のヒーローになれました。
一つ確かなのは、耳に痛いことでも
聴き、人々を大切にしたから、ヒー
ローになれました。
古代のヒーローから学ぶことも、た
くさんありますね。
HERO Consulting
古川宗弘
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