【HERO帳】目の前の人を救えるヒーロー

■愛する人のHEROになるアイデア帳
 2015年10月5日 第375号

世界にHEROが、一人でも増えること
を私は本気で望んでいます。そのた
めにこのメルマガを書いています。
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★今週のアイデア
当たり前のように、目の前の人を
救えるヒーローになる。

★私の体験談
2011年の東日本大震災の時、ボラン
ティアに行ける機会がありました。

僧侶時代の同僚のお寺(洞源院)が
宮城県石巻市渡波にあり、400人程
の避難所になっていたのです。

私のような素人が、すぐに向かって
も周りに迷惑をかけると思い、時期
をずらして行きました。

お寺ではたくさんの方が、共同生活
をされていました。お年寄りから子
供までいろいろな世代がいました。

救援物資を運んだり、炊事をしてい
る方の多くが、40代から60代の女性
や男性でした。

テレビでは、若い男女のボランティ
アが働いているのが多く映っていた
ので、不思議に思っていました。

しかも、仕事が終わると、その方々
は「また明日ね」と言って、いなく
なりました。

一層不思議に思い、友人の僧侶に質
問すると、私にとって衝撃の事実が
返ってきました。

「ここは、以前は県外のボランティ
 アもたくさん来ていたけど、今は
 違う地域に拠点が移って、あまり
 来なくなったんだ。

 あの手伝ってくれている方々は、
 皆さん地元の人たちだよ。

 自分たちの家や家族も津波の被害
 にあってるけど、

 家族でなくても、地域のお年寄り
 や子供たちの面倒は自分たちも見
 ると、毎日来てくれてるんだ。

 自分たちはここに泊まらず、夜は
 津波の被害にあったけど2階部分
 が残っている自宅に帰って、家族
 と過ごしているみたいだよ。」

この話を聴いて、地元住民同士の連
帯感の強さに感動しました。

自分たちも相当苦しい状況にも関わ
らず、当り前のように支え合う姿勢
は素晴らしいと感じました。

テレビでは、県外からのボランティ
アが注目されることが多いです。

しかし、目立たなくても、当たり前
のように他人を支えている人たちが
たくさんいます。

この避難所は、お寺なので毎日震災
の被害にあった方の葬式をしていて
死がすぐそこにありました。

それでも、子供は満面の笑みで遊び
大人も始終笑顔で軽口を言い合うよ
うな素敵な雰囲気でした。

辛さを互いに理解し合え、互いを思
いやる気持ちだったから、この素敵
な場所ができたのかなと思います。

ボランティアに行き、逆に私が勇気
づけられた、素敵な体験でした。

★解説
ヒーローは、すごい才能によって、
世間から注目される人と思う方もい
るかもしれません。

しかし、目立つことをする人だけが
ヒーローではありません。

目の前の人を、自分の持てる才能で
救えるのがヒーローです。

飛び抜けてすごいことに見えなくて
も、目立たなくても、相手を救うこ
とには変わりません。

全員が、当たり前のように目の前の
人を救い、救われた人も当たり前の
ように他の人を救う。

そのように、全員が誰かのヒーロー
になっている世界を、私は夢見てい
ます。

HERO Consulting
古川宗弘

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