■愛する人のHEROになるアイデア帳
2015年8月31日 第370号
世界にHEROが、一人でも増えること
を私は本気で望んでいます。そのた
めにこのメルマガを書いています。
ぜひ多くの方にご紹介ください。
http://heroconsulting.jp/hero/
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★今週のアイデア
ヒーローは、見て見ぬふりをせず、
助けようと行動することが大切。
★私の体験談
まずは、私が昔、実際に体験したこ
とをご覧ください。
十数年前のことです。
北海道のニセコのスキー場に、泊ま
りがけでスキーをしに行きました。
スキー場についたのが夕方でしたが
晴れて気持ちのいい夜だったので、
ナイターで滑ることにしました。
ナイターといっても、北海道でも有
名なスキー場なので、結構な数の人
がいました。
チケットを購入し、スキーをはいて
リフトで頂上まで行きました。
最初は、足慣らしに緩やかな斜面を
慎重に滑っていました。
しかし、3歳から滑っている自分の
スキー技術を過信して、段々とふざ
けて滑るようになりました。
自然にできた小さなジャンプ台があ
り、軽い気持ちでふざけてジャンプ
をしてみました。
そうしたら、変な着地の仕方をして
派手に転んでしまいました。
その瞬間、右膝に激痛が走り、その
場でもだえ苦しみました。
怪我をしたことが分かったので、誰
かにレスキュー隊を呼んでもらいた
いと思っていました。
しかし、激痛で声が出ないため、助
けも呼べずに、ただ、その場でもだ
え苦しんでいました。
その間、多くの日本人スキーヤーが
私のことを見て見ぬふりをして、近
くを通り過ぎていきました。
その時、外国人男性が、助けに駆け
寄ってきて、オーストラリア人だか
らで英語で話してと言いました。
右膝が痛いことを告げると、すぐに
レスキュー隊を呼びに行き、レス
キュー隊を連れて戻ってきました。
搬送される前に、彼に名前と連絡先
を聴こうとしましたが、聴く前にい
なくなってしまいました。
私は病院に運ばれ、診察と検査を受
けたら、右膝靭帯と十字靭帯の断裂
という重症でした。
私は今でも、もだえ苦しんでいる私
の前を、多くの人が通り過ぎて行っ
たときの絶望感を覚えています。
そして、唯一助けに来てくれたオー
ストラリア人男性の、あのカッコよ
さは今でも忘れません。
名前や連絡先は今でも分かりません
が、彼は私の目指すべきヒーローの
一人です。
★解説
見て見ぬふりをするのが、自分の時
間も奪われず、被害も及ぶことがな
いので、楽なのかもしれません。
自分じゃなくても、誰か助けるだろ
うと思っているのかもしれません。
しかし、全員がそう思ったら、誰も
助ける人がいなくなります。
誰も助けない世の中になれば、巡り
巡っては、自分や自分の家族も、そ
のような目にあうかもしれません。
ヒーローになるため、そして自分の
ためにも、人を助けられる瞬間に出
逢えたら、助けることが大切です。
助けられる瞬間は、あるようで案外
ないものです。
一瞬躊躇するだけでも、機会を逃し
てしまうことがります。
常日頃から、一瞬を逃さないように
人を助けるという信念と心構えを持
ちましょう。
しかし、闇雲に助けるのではなく、
自分の身も案じながら、助けること
を忘れてはいけません。
HERO Consulting
古川宗弘
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