「何でもきっちり!」を手放す

■愛する人のHEROになるアイデア帳
 2020年12月23日 第647号
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近況報告は最後にあります。

★今週のアイデア

「何でもきっちり!」を手放す。

★私の体験談

今まで薄々気づいていましたが、
最近確信に変わったことがあります。

それは、
「世の中は案外適当」
ということです。

人は「きっちり派」と「適当派」の
2種類がいると思っています。

お互い一方を「雑すぎ」「細かすぎ」
という見方をすることがあります。

お互いの言い分は互いにとっては
正しいのだと思います。

客観的に見てもどちらが正しいと
いうことはありません。

私は「きっちり派」の方です。

自分に与えられた目標や期日を守る
ことを徹底してきました。

きっちり守りますがその反面、
辛くなることも多くありました。

きっちりしても私が最も成果が高い
という訳でもないことが多数。

「適当すぎだよな」と思う人の方が
成果が高いことも多数。

世の中を見渡し過去を振り返っても
適当派の方が有利なことも多数。

私の感覚値ですが、適当派の方が
成功をしている気がします。

適当派の方が有利な理由があります。

「収穫逓減の法則(限界生産力逓減
 の法則)」からです。

一定レベルを超えると成果の増加分
が少なくなっていく法則です。

例えば8割までは伸びても8割以降が
とても苦労する状況です。

8割で自分にOKを出し次に移れば、
またそちらで一気に伸ばせます。

8割OKの考え方に似た経営の手法が
「リーンスタートアップ」です。

最低限の要求を満たす製品を作り、
利用者の反応を見て改善をします。

つまり、とにかく早く出して、学習
しながら完成度を高める手法です。

きっちり派から見るとそんなレベル
でよく出せるなと思います。

しかし、最初から完成度を高めても
必要とされなければ悲しいものです。

iPhoneはこの典型ではないかと私は
思っています。

iPhone3Gは私はすぐに買い使いまし
たが、ダメダメな商品でした。

しかし、改良版iPhone3GSはダメな
点が一気に改良されていました。

そこからは日本中の多くの人がこの
iPhoneを使うようになりました。

もしiPhone3GSレベルまで完成して
から出したなら遅かったと思います。

その完成度に持って行くまできっと
数年余計にかかっていたからです。

数年の内に他社がiPhoneのようなも
のを先に出していたでしょう。

そうすれば、先行者利益はなくなる
のでアップルが勝てたかは疑問です。

何でもきっちりしたい気持ちを手放
せば、ビジネスも加速します。

こだわるところと、適当なところを
使い分けてみると楽かもしれません。

周りを見渡すと、案外ほとんどの人
が適当派です。

自分だけが頑張ってきっちりしなく
てもいいのだと思います。

ヒーローコンサルティング株式会社
古川宗弘

★今週の近況報告

インターネットをNURO光に変えた
のですが、なかなか快適です。

今までフレッツ光だったのですが、
プツプツ切れていました。

それが切れることも全くなくなり、
スピードも速くなりました。

ストレスが軽減されて、仕事もはか
どり変えて良かったです。

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