【HERO帳】声を掛けてみよう

■愛する人のHEROになるアイデア帳
 2017年2月6日 第445号
━━━━━━━━━━━━━━━━

★今週のアイデア
気にかけている人がいれば、
声を掛けてみよう。

★私の体験談
『PPAP』という曲で、世界中で大人
気のピコ太郎さんが出演した「金ス
マ」という番組を見ました。

ピコ太郎さん演じる古坂大魔王さん
の生い立ちを追う番組でした。

番組の中で、落語家の立川談志さん
との逸話が紹介されていました。

古坂さんは、お笑いと音楽が幼少の
ころから大好きでした。

お笑い芸人になり、お笑いと音楽の
融合を目指した芸風をしてきました
が、売れませんでした。

しかも、お笑い界からも音楽界から
も、その芸風を理解されず、批判を
浴び続けてきました。

同期のお笑い芸人たちが有名になっ
ていく中、彼は売れず、お笑い芸人
を辞めようとしていました。

そんな時に、立川談志さんが声を掛
け、古坂さんを励ましました。

「パーッとやってパーって終わるの
 がいい。イリュージョンだった。
 訳わかんないけど見たことない。

 自由にやりゃいんだよ。誰もやっ
 てないってことは、それがお前の
 才能なんだ。誰に何を言われても
 やり続けろ。いいな!」

その言葉に古坂さんは救われ、芸風
を変えずにやり続けました。

2016年9月に、YouTubeに投稿した曲
を歌手のジャスティン・ビーバーが
お気に入りとツイートしました。

そこから世界中で爆発的に広まり、
世界的なスターになりました。

多くの人に理解されなくても、才能
を活かしていることは、誰か見てく
れているのだと思いました。

古坂さんは、芸歴25年でやっと日の
目を見ることになりましたが、今ま
で本当に苦しかったと思います。

しかし、苦しくても立川さんの言葉
に救われてきたのだと思います。

だからこそ、自分を信じて志を貫き
通し、他のお笑い芸人では到達でき
ないところまで到達しました。

『PPAP』は1分ほどの短い曲ですが
そこに込められた古坂さんの歴史は
とてつもなく深いと感じました。

★解説
成功すれば美談になることも、成功
するまでは本当に苦しいものです。

苦しいときは、誰も自分を見てくれ
ていないと思ってしまいます。

しかし、才能をカタチにして頑張っ
ている人のことは、誰かがきっと見
ています。

見ていても、声を掛けて励ます人と
ただ黙って見ている人がいます。

人は見守られているだけでは、気付
きにくいものです。言われなければ
分らないこともたくさんあります。

立川談志さんは、古坂さんの芸風を
理解できませんでしたが、それでも
古坂さんを認めていました。

立川さんのように、見ていること、
認めていることを直接伝えてあげる
ことも大切です。

ヒーローとは、特別なことをするだ
けがヒーローではありません。

一瞬の心遣い、一瞬の心の通わせ方
でも、相手のヒーローになることが
あります。

今週は、気にかけている人がいれば
ぜひ声を掛けてみましょう。

HERO Consulting
古川宗弘

━━━━━━━━━━━━━━━━
【ご感想をお寄せください】
これをしよう、こんな気付きがあっ
たなど、ご感想をお寄せください。

想うだけでなく、想いを発信すると
本当の行動につながるものです。

ご感想を頂けることが、私にとって
も励みになり支えになります。

ぜひ本メールに直接ご返信下さい。

【ご紹介のお願い】
あの人もヒーローになって欲しいと
思い浮かぶ方に、このメルマガを
ご紹介いただけましたら幸いです。
http://heroconsulting.jp/#mailmagazine

【バックナンバー】
メルマガバックナンバーは下記で。
https://heroconsulting.jp/blog/

発行者:HERO Consulting
    代表 古川宗弘
HP: http://heroconsulting.jp/
Mail: hero■■heroconsulting.jp
   (■■を@に置換して下さい)
(C) 2017 Munehiro Furukawa

【転載自由】
ブログやFacebook、メルマガに転載
してもOKです。その場合、一部だけ
の転載はNGです。下記の線から上を
全て転載してください。
━━━━━━━━━━━━━━━━

コメントを残す