■愛する人のHEROになるアイデア帳
2016年3月21日 第399号
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★今週のアイデア
生まれ育った地に「恩送り」する。
★私の体験談
母校の小中学校が、今年の3月31日
で閉校することになりました。
今年度に開校100周年をお祝いした
ばかりでした。
一時期は、結構な生徒数がいました
が、国鉄民営化やJA拠点の移転など
で減少し続けました。
現在では、小学生4人、中学生3人に
なってしまったので、閉校は仕方が
ないのかもしれません。
閉校で寂しいのは、私以上に私の両
親も含めた地元の人だと思います。
過疎地の中心は、学校です。
学校行事や、生徒のためのイベント
で、地元の人が、一つのことに力を
合わせることで活気がうまれます。
過疎地にとっては、生徒一人一人が
小さなヒーローでもあります。
その存在がなくなることで、今後の
街の活性化がどうなるかが、とても
心配です。
そうは言っても、遠く離れた私が何
かできる訳ではないので、悩ましい
ところです。
育った地元に、何を恩送りできるの
か、考えていきたいと思います。
★解説
誰もが、生まれた地、育った地が、
必ずあります。
小さい頃のことは覚えていないこと
もありますが、支えてくれた人たち
が、きっとたくさんいます。
支えてくれた人たちに、直接恩返し
をすることは、難しいものです。
しかし、別の誰かに「恩送り」とい
うのはできます。
国や県や市よりも、より小さな単位
に恩送りができる人は、何と言って
も、地元に縁があった人たちです。
生まれ育った地に対し、才能をどう
活かせるかを考えると、ヒーローに
なるヒントがあるものです。
なぜなら、人や建物、文化、風土な
どを、イメージできるからです。
HERO Consulting
古川宗弘
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